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これまで、「強迫性障害」について書いてきましたが、「強迫性障害」は悪いことばかりではありません。確認行為をすることで、事故や災害を防ぐことが出来るのは確かですし、人と違う自分を認めることで、「自分はこういう人間なのだ」と客観視し、自分について考えることができるようになります。


「強迫性障害」に悩んでいる人達にとっては、外出をするにも、戸締まりに時間がかかり、毎日がストレスとの戦いです。
確認行為をする度に、「どうして自分は普通に生活できないのだ」と自分を責め、落ち込み、生きることの楽しさを忘れてしまうような時も、ないとはいえないでしょう。
しかし、そうやって自分の嫌なところを認めることができたら、また違う発想も生まれてきます。


それは、「強迫性障害」でない人にとって、「強迫性障害」は病気ではない、ということです。
実際、周りの人に「強迫性障害」の話をすると、そう深刻な問題とは受け取らないようです。体に問題があるわけではないので、直接生死に関わっている病気ではないからでしょう。しかし、「強迫性障害」の人には、とてつもなくストレスのたまる病気です。だからといって、その苦しさを「強迫性障害」でない人達に暗い顔で話すより、苦しいけれど、笑って話すという発想に変えてみたらどうでしょうか。


「強迫性障害」で悩んでいる人達はたくさんいます。「強迫性障害」でない人も皆、何かしら悩みはあるのです。
それを背負って、下を向いて歩くより、胸をはって、明るく生きること。
そして、そんな自分を認めること。
それができたら、きっと楽しい未来が待っていることでしょう。
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あなたは「強迫性障害」という病気を知っていますか? 「聞いたことない」という人、「聞いたことはあるけど、どういう病気なのかはわからない」という人、どちらもいることでしょう。 しかし、「強迫性障害」は特別な病気ではなく、私達の身近に存在する病気です。 あなたの周りで、家の鍵を閉めた後、何度もドアノブを回している人はいませんか? あなたの周りで、外出時、わずかな時間でも、あらゆる電化製品のコンセントを全て抜いてから家を出る、という人はいませんか? 上記の条件に当てはまる人達は、「強迫性障害」の可能性が高いと思われます。 「病気」と言われると、一気に不安になりますが、心配することはありません。 「強迫性障害」にに近いものを、人間は誰でももっているものです。 「強迫性障害」とは、簡単に言うと、強力な確認症状のことです。 例えば、「家の鍵を閉めた」という行動の後に、「本当に閉まっているのか」と不安になり、ドアノブを何度も回して確認する行為。人は皆、一度は経験があると思います。 大抵2、3回で確認行為は終わりますが、「強迫性障害」の人は、その10倍はかかるのではないでしょうか。となると、この場合なら20回は確認行為をする、ということになります。 もちろん、個人差がありますので、20回は少ない方なのかもしれません。 「強迫性障害」は病名ですが、だからといって、生きていく上で、マイナスの要素しか存在しないのでしょうか。 何事にもメリットとデメリットがあるように、病気においても、プラスになる面があるのではないでしょうか。 今回は、「強迫性障害」を通して、「病気との向き合い方」を考えてみたいと思います。
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