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これまで、「強迫性障害」について書いてきましたが、「強迫性障害」は悪いことばかりではありません。確認行為をすることで、事故や災害を防ぐことが出来るのは確かですし、人と違う自分を認めることで、「自分はこういう人間なのだ」と客観視し、自分について考えることができるようになります。


「強迫性障害」に悩んでいる人達にとっては、外出をするにも、戸締まりに時間がかかり、毎日がストレスとの戦いです。
確認行為をする度に、「どうして自分は普通に生活できないのだ」と自分を責め、落ち込み、生きることの楽しさを忘れてしまうような時も、ないとはいえないでしょう。
しかし、そうやって自分の嫌なところを認めることができたら、また違う発想も生まれてきます。


それは、「強迫性障害」でない人にとって、「強迫性障害」は病気ではない、ということです。
実際、周りの人に「強迫性障害」の話をすると、そう深刻な問題とは受け取らないようです。体に問題があるわけではないので、直接生死に関わっている病気ではないからでしょう。しかし、「強迫性障害」の人には、とてつもなくストレスのたまる病気です。だからといって、その苦しさを「強迫性障害」でない人達に暗い顔で話すより、苦しいけれど、笑って話すという発想に変えてみたらどうでしょうか。


「強迫性障害」で悩んでいる人達はたくさんいます。「強迫性障害」でない人も皆、何かしら悩みはあるのです。
それを背負って、下を向いて歩くより、胸をはって、明るく生きること。
そして、そんな自分を認めること。
それができたら、きっと楽しい未来が待っていることでしょう。
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